精密治療について
当クリニックは治療の精密さに徹底したこだわりを持っています。まずは精度の高い機器を使った検査で信頼できるデータを取得し、豊富な知識で診断を行います。治療の際も細かい部分まで目的を達成できるように治療器具を用意し、技能も常に磨いています。
精密治療と保険治療の違い
歯科の治療では、1ミリ以下の微小な精度を追求することが日常です。マイクロスコープは視野を拡大できる上に、光が当たりにくい部位を照らしてみることができるので、精密さが要求される虫歯の治療や根管治療などで活躍し、歯の保存に役立っています。
おおこし歯科クリニックの
精密治療
お口の中でのトラブルが起きた時、原因を見つけるために「しっかりと見える」ことはとても重要なポイントです。
しかし、その原因である細菌や過大にかかる力は、目で見る事は不可能です。
そこで当クリニックでは治療やメンテナンスの際に出来るだけ歯や歯ぐきを拡大して施術することを心がけています。
マイクロスコープ・拡大ルーペを使用した拡大視野での治療
拡大視野での治療により、肉眼では確認できない細菌の存在や過度な力が存在している兆候を見逃さずに対応できる事が可能となります。拡大ルーペ(5倍、7倍、10倍)やマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を駆使した治療を実践して、一つ一つのステップを正確に行い、より精度の高い治療を目指しています。症状や治療内容によって使用する設備を使い分けています。
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マイクロスコープ
最大で肉眼の約20倍まで拡大することが可能です。根管治療など、肉眼では見る事が不可能なとても繊細な個所の治療に用いることが多いです。また、検査で用いることで、今まで気づかなかった「痛みの原因」を見つけることができる場合もあります。
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拡大ルーペ(10倍)
肉眼の約10倍に拡大して見ることができる拡大ルーペです。ライトがついているため、治療したい箇所を狙って明るく照らすことが可能です。
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拡大ルーペ(5倍)
肉眼の約5倍に拡大して見ることができる拡大ルーペです。肉眼よりも拡大しながら、隣の歯やお口全体を見ながら治療を進めるときに用いることが多いです。
CAD/CAMを使用した補綴物
お口の中にセットする被せ物への精度も常に気にしている事の一つです。
いくらむし歯をきちんと除去しても…
いくら根の治療を完璧に行っても…
ルーズな被せ物、詰め物をセットしたのでは何の意味もありません。いずれ隙間から細菌が入り込みすぐにダメにしてしまいます。
通常歯科医院では被せ物など製作物の作成をを外部の製作所に依頼する事が多いのですが、私たちはデジタル化(CAD/CAM)の技術を駆使しそのデザイン・作成を製作所とともに進めることで一定の精度を求めるようにしています。
歯科用CTで歯の異常を徹底的に調べる
歯科用CTはレントゲンでは得られない立体的な情報を取得できます。そのため、骨の幅や厚さなどを重視するインプラントの治療の診断に役立ちます。また、神経の位置などを細かく把握したい親知らずの抜歯などで、リスクを回避することにも貢献します。
マイクロスコープを使用した
治療について
当クリニックはマイクロスコープをさまざまな治療に使用して、精度の高さを追求しています。根管治療では精密さが高いほど歯を保存できますし、暗い根管内部を見るときにマイクロスコープは欠かせません。また虫歯を除去しつつ健康な部分を残すためにも有効です。
マイクロスコープを用いた治療例
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根管治療
歯の根は深く、複雑な形状をしています。その根管内に潜り込んだ虫歯をマイクロスコープで確認しながら徹底的に取り除きます。治療の成功率を上げることに繋がります。
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歯髄保存治療
血管や神経のある歯髄を可能な限り残すことで、歯の寿命を延ばすことができます。マイクロスコープを使用することで、より精度の高い「再発率の少ない治療」を行うことが可能です。
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歯周形成外科治療
重度の歯周病に行う外科処置です。マイクロスコープを使用して肉眼では判断が難しい部分をしっかりと見ながら手術を行うことで、最小限の侵襲で、より精密な手術を目指します。
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修復治療
虫歯になってしまった歯を削り、詰め物や被せ物を行う際にマイクロスコープを使用します。歯との適合を精密に確認することができるため、取れにくく、長持ちする詰め物・被せ物を装着することができます。